年齢を重ねたり、日々同じ姿勢での作業などが蓄積すると体の柔軟性が減少し、日常の身体の動きが悪くなってしまうこともありますね。しかし、心配無用です!椅子で座ったままできるストレッチなら、時間が無いデスクワーカーから高齢者の方々も気軽に取り組むことができます。椅子を使ったストレッチは、関節や筋肉への負担を軽減しつつ、体を柔らかくし、血行を促進する効果があります。本記事では、椅子を利用した安全で効果的なストレッチ方法を3つご紹介します。毎日の生活に取り入れることで、健康的な体を保つ手助けになることでしょう。さあ、座ったままストレッチ始めてみましょう!
股関節の痛みの原因は?
股関節の痛みの原因は複数あります。
一般的な原因としては、
- 筋肉のバランスが悪くなったり
- 筋力が弱くなったりすること
- 関節の摩耗や炎症
- 姿勢の問題
が挙げられます。
日常生活での長時間の座ることや運動不足も、股関節周辺の筋肉を弱らせ、負担を増やす要因となります。また、スポーツにおいて過度な使い過ぎや急な動きも股関節の痛みを引き起こすことがあります。年齢を重ねると関節に変化が生じることもありますので、予防のために適切な運動やストレッチ、姿勢の改善が重要です。
厳選!椅子に座ったままできるストレッチ
1足組み、おしりストレッチ
おしりの筋肉が伸ばされます。
- 座って正しい姿勢を保ちます。背中をまっすぐにし、両足を床にしっかりとつけます。
- 右足を膝を曲げずに、ゆっくりと左足の上にクロスさせます。膝が90度になるように調整します。
- この状態で、背筋を伸ばしながら、息を吐きながら体を前方に倒していきます。伸びを感じる程度まで行ったら、20~30秒キープし、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。左右を交互に行いましょう。
(右のお尻を伸ばす場合)
1うらももピーンストレッチ
うらももの筋肉が伸ばされます。
- 椅子に座り、背中をまっすぐにして座位を保ちます。両足を床にしっかりとつけます。
- 右足を伸ばし、かかとを床につけたまま、つま先を上に向けます。この時、手で膝をおさえつつ伸ばすように意識します。
- ゆっくりと息を吐きながら、上体を前方に倒していきます。伸びを感じる程度まで行ったら、20~30秒間キープします。その後、ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対の足も同様に行います。左右を交互に行いましょう。
(右のうらももを伸ばす場合)
1骨盤うなずきストレッチ
骨盤の動きがスムーズになります。
- 椅子に座り、背中をまっすぐにして座位を保ちます。両足を床にしっかりとつけます。
- 指を拡げ、横腹から骨盤をわしづかみにします
- ゆっくりと骨盤を前後に動かします。この際骨盤とともに、背中も動いているように意識しましょう。