妊娠中正しい姿勢がわからない。こんな悩みは多いかと思います。間違った姿勢で長時間いれば、骨盤周囲への負担が強くなりり腰痛、坐骨神経痛等の原因にもなってしまいます。そこで今回はマタニティに適した姿勢をご紹介しますね。
NG姿勢
まずはじめに、気をつけるべき姿勢
1.背中を丸めた猫背姿勢 2.腰をそらしてお腹を突き出す姿勢
この2つは絶対NG!
腹筋の働きを弱めたり、子宮が下部に落ち込み、各種カラダの不具合を引き起こす原因となります。
そしてどんなに良い姿勢だろうと、長時間おな姿勢は身体にとって負担となります。適度な時間で体位を変えるなどするように意識しましょうね。
座位姿勢
- 椅子に座るときはもたれるよりは深く座るのが原則
- 背が髙い椅子の場合、足の下に台をかませてもちあげると楽にすわれるかもしれません
(試して楽なら採用しましょう) - 膝はすこし左右に拡がるくらいでOK、自然に任せましょう。開いてきている骨盤に逆らって無理に膝をピタッとくっつける必要はありませんよ。
よこむき姿勢
- ビーズクッションの下に手をいれ、枕代わりにする
- 上側の足を曲げ越野反りを防ぐ
横向きでは両足をまっすぐにせず片方は曲げましょう。ただし、お腹の圧迫感を感じる際は足の曲げる角度等を調整し対応しましょう。
仰向け姿勢
- 首を枕で支える
- ビーズクッションがあれば、肩甲骨や腕も含めてまとめてカバーできるのあればオススメ
- 膝下にクッション等をいれて軽く曲がる状態にする。曲げることで腰部への負担を和らげる効果が期待できます
- 足を開く角度はいろいろ試して、自分で楽だなと思えればOKです
お腹が大きいとどうしても前に骨盤も引っ張られます。両足を伸ばして仰向けになると重力を直に受けさらに前傾が強制されることで、腰の痛みを感じやすいことがあるため気をつけましょう。
仰向け姿勢(椅子あしあげ)
どうしても腰の痛みがとれない場合は、椅子に足を上げた姿勢でゆっくりと深呼吸をしながら安静を保ってみてください。この姿勢で腰をゆらゆらと左右にうごかすたりするのも効果的。
- 枕で首を支える
- ビーズクッションですと、肩甲骨や腕も含めてまとめてカバーできるのあればオススメ
- お尻全体(骨盤部)はバスタオルなどを折りたたんですこし持ち上げるような形にすると、ペリネの負担軽減や血流改善が期待できます
マタニティの際にあると便利なアイテム
体を優しく包み込んでくれるビーズクッションはマストアイテムのひとつ。